モンターニュ・ノワール
(Languedoc)
中世都市カルカッソンヌの程近く、モンターニュ・ノワール(「黒い山」)と呼ばれる山脈は、素晴らしい将来を予感させる、ミステリアスなワイン産地です。その自然なままのテロワールは、ブドウそのものを表現するのにぴったりです。高い標高、貧しい土壌、大西洋岸の穏やかさと地中海岸のまぶしい太陽という気候の条件のもと、ゆっくり時間をかけて熟したバランスのよいブドウが収穫できます。この偉大なテロワールが、土着品種のポテンシャル、その個性とアロマの複雑性を際立ったものにさせるのです。高いポテンシャルを持ったテロワールから生まれ、しっかり熟した時点で収穫を行い、丁寧に醸造されたワインだけが、モンターニュ・ノワールというセパージュワインとなるのです。