タルブは乾燥した海洋性と大陸性が混じり合った気候で、 石が多く日中の太陽の光を夜まで蓄えておける地質です。
これは白インゲン豆の栽培に非常に適しており、 最も優れた品質の産地とされています。
5月に手作業で種まきが行われ、 8〜10月にはさやのついたフレッシュやセミドライが、 その後は自然乾燥したアリコタルベが市場に出回ります。
豆はオフホワイトの非常に薄い皮に覆われ、調理すると大変やわらかく、しっとりした味わいです。
■アリコタルベ(タルブ産インゲン豆)協同組合■
南アメリカ原産の白インゲン豆は、18世紀初頭、フランスのピレネー地方のタルブに伝えられました。ここでは大変良質のものが産出されるようになり、1988年に12の生産者が集まって共同体を結成。その後、目覚しい品質の向上によって、1997年、ラベルルージュに認定されました。現在アリコタルベ協同組合は120の会員が加盟し、赤ラベルの規定に基づいて生産を行っています。