ヴェンティスケーロ タラ シャルドネ

チリ/アタカマ砂漠
シャルドネ100%

チリのベンティスケーロ社がアタカマ砂漠で造るワイン。
降水量は、年間たったの20mm。アンデス山脈から流れる水を地下から汲み上げて灌漑している。
太平洋から程近い22kmはなれたところに畑があり、朝は涼しく昼間はとても暑いが、
海からの冷たい風のおかげでフレッシュさを保っている。
生産量はごくわずかで収穫はすべて手で行われている。

野生酵母を使用しステンレスタンクで発酵。
その後23ヶ月間熟成(70%ステンレスタンク、30%は5年使用したブルゴーニュタイプのオーク樽を使用)。
清澄やろ過は一切していないため、滓を含んでいる。
アタカマ砂漠のユニークなテロワールをそのまま表現したワイン。

フレッシュでミネラル豊富な白ワイン。
骨格がしっかりとしていてフローラルでフルーティーな味わい。
海からの冷たい空気の影響でカマンチャカと呼ばれる霧が発生する。
この霧と冷たい風が高温の砂漠を冷やし、ブドウ木に良い影響を与えてくれる。
土壌は、塩分を含んだ石亜質。

ベンティスケーロ社は、チリのブドウ栽培地をアタカマ砂漠のウスアコとロンゴミラまで広げ、
他のチリワインとは全く異なる新しいタイプのワインを造り出している。
石灰質土壌の塩分とミネラルを豊富に含んだテロワールを最大限に表現している。