Chanson Gevrey-Chambertin

品種　ピノ・ノワール
土壌　粘土石灰質
立地
ジュヴレイ・シャンベルタンは“コート・ド・ニュイ”エリアにあります。
AOCジェヴレイ・シャンベルタン地域の北側の丘の中腹、セレクトされた区画のブドウを使用しています。
ブドウは契約農家によって栽培され、シャンソンの収穫チームが収穫を行います。

2008年ヴィンテージ
健康的な春の気候の後、夏の始まりが待ち焦がれる天候が続きました。
ようやく8月の終わり頃になって、香りの凝縮度合いを高める冷たい風と強い日差しが戻ってきました。
収穫はインデイアンサマーの理想的なコンディションの元、9月の中旬に始まり、注意深い醸造と熟成により、深い骨格とピュアーな果実味をともなった美しいワインに仕上がっています。

オーク樽で15ヶ月間の熟成。

テイスティング
暗いルビー色。コショウの風味とともに、とてもフレッシュ感のある黒スグリとサクランボのアロマが感じられます。繊細なバニラのニュアンスもあります。
大変複雑で、バランスが良く、また素性の良さが感じられます。
力強いタンニンと良く溶け込んだオークの風味もあります。
余韻は非常に長いです。

料理との相性
ジビエ（キジ）、家禽、チーズ（エポワッス、ラングレ）

Chanson Pere & Fils
シャンソン・ペール・エ・フィス

ブルゴーニュで産出されるワインをフランス国内やヨーロッパに販売していたシモン・ヴェリーが1750年に設立した『シャンソン』は、ボーヌでも1、2を争う歴史あるメゾンとされています。

1847年から1999年まではシャンソン家が経営を担ってきましたが、1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収し、以来、畑やカーヴに大きな投資が行われています。

ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌ、ペルナン・ヴェルジュレス、コルトンの丘陵地にグランクリュとプルミエクリュ、合わせて38haの畑を所有しており、その中には、プレステージあるプルミエクリュの“クロ・デ・ムーシュ”（4.5ha）や、モノポールの“クロ・デ・フェーヴ”（3.8ha）、グランクリュの“コルトン・ヴェルジェンヌ”（0.60ha）が含まれています。

自社畑で収穫されるブドウから産み出される「ドメーヌ・ワイン」と、シャンソンが求めるクオリティー水準に達するブドウを厳選した栽培農家から買い取り、それぞれのテロワールをあますところなく表現した、幅広いアペラシオンのワインを生産しています。